紳竜の研究
紳助がテレビから姿を消して数年経ちますが、このDVDは2007年頃に出たもので彼は絶頂期だったとおもいます。
当時「行列のできる法律相談所」と「お宝鑑定団」はよく観ていました。
そしてこのDVDを観て私の中の彼の評価がぐーーーーんとアップしました。
司会が上手い、アドリブが上手だなぁと思っていましたが、紳助の本当の姿は全然そうじゃない。
ものすごく緻密に練られた仮説と戦略のもとに実行された行動だったのです。その中には衣装も含まれています。
「衣装は大事やで」とだけですがね(笑)
紳助竜介の漫才の衣装はつなぎです。
暴走族のネタにピッタリなのかもしれません。
革ジャンにボンタンでも良かったかもしれませんがそれでは行き過ぎと考えていたのでしょう。
花王名人劇場のVTRの場面は当時のヨーロピアンスーツを着ていました。
いかにもヤンキーが着ていそうなダブルブレストでパンツもバギーパンツ。
リーゼントの髪型ともピッタリの衣装でした。
コンケープショルダーでラペルも細め、タブカラーのシャツに細めのネクタイ。
おそらく靴もつま先の尖ったヨーロピアンシューズでしょう。
この頃はストレートチップが流行していました。
衣装も当時の漫才の常識はスーツです。
そこに波紋を投ずるようなやり方です。
そこらへんの兄ちゃんと同じカッコではアカンと言います。
正月の番組では事前に注意を受けていたにもかかわらず
胸に賀正とマジックか何かで書いてつなぎで出演したと言っていました。
自分を演出するのに第一印象を良くするのには適しませんが、インパクトをつけるのが目的ならそういった方法も考えられます。
新人のうちは目立つのも大事なのかもしれませんよね。
特にテレビに出るような仕事ならね。
彼は衣装も戦略的に考えていたことが分かります。
もし華やかな場所にあなたが急に出ることになって服装でお困りでしたら
ベースはモノトーンで一色だけ華やかな色をさすことをおすすめします。
具体的な色をいうならキャメルです。
クロ、グレーのボトム、インナーにキャメルのジャケット。
「大人の色っぽい感じ」が出せますから挑戦してみてください。
あ、素材のいいものをおすすめします。
無彩色はあまり素材かんが出ないのでいいですが色物は素材の良し悪しがわかりやすいので
ご注意ください。
キャメルのジャケットなら普段でも着られますから無駄にならない賢い戦略的な服装計画になります。