アラ還オヤジのゆるゆる日記

日々の出来事や、好きなことを、難しいことは抜きにしてゆるゆると書き連ねて行きたいと考えています

ショーケンと水谷豊

こんにちは。

流浪のブロガー、マキノです。

 

もうひとつ

日本のテレビ番組のお話を

させて頂きます。

 

傷だらけの天使

 

これは再放送で見て、

もう完全にやられたTVシリーズです。

 

主演は

萩原健一

水谷豊

この二人の探偵の物語です。

 

萩原健一さんは数年前に刑事事件を起こしてから表舞台から姿を消していらっしゃいました。

最近はボチボチですが見るようになっていて安心しております。

この後彼は前略おふくろ様、祭りばやしが聞こえると名作ドラマに出演されます。

彼の全盛期の頃です。

 

水谷豊さんは

最近では大人気シリーズの相棒で今も見ない日はないぐらいのご活躍です。

彼は熱中時代などのヒットドラマもあり、コンスタントに仕事があるようで嬉しい限りです。

でもこのドラマは渋い男を演じる最近の彼とは違って、今では考えられない役作りで驚きの演技です。

必見ですよ!

 

 

住居はビルの屋上にある

プレハブの

ペントハウスと呼ばれる

簡易部屋です。

 

オープニングは

ヘッドフォンとアイマスクを

した修(萩原)が

ベッドから起き上がって

冷蔵庫からソーセージ、牛乳、コンビーフ、トマト、ビスケットなど

を取り出して

新聞紙をナフキン代わりに

胸のTシャツにつっこんで

バクバク食べる、食べる。

 

バックの音楽はまたしゃれた

井上堯之バンドの演奏。

 

綾部探偵事務所からの依頼を受けると

小暮修と乾亨(水谷)

仕事を始めるのだが

途中で脱線はいつものこと

事務所の裏切りも日常茶飯事。

報酬はいつも1回20万円。

 

連絡役は

辰巳さん(岸田森)

これがよく報酬をちょろまかしたりしていて

なかなか侮れない人物で

対立したり、同意見で共闘したりと

回によって印象の違う人物でした。

 

綾部探偵事務所の社長は

綾部貴子(岸田今日子

 

いつも部屋では変なレコードが

かかっていて

タバコを吸っています。

 ポーラ・ネグリマズルカという曲と

いうのが分かったのは

番組終了後20~25年くらい

経ってネットで調べて

から知りました。

 

この曲が社長のキャラをうまく

印象付けているんです。

めちゃめちゃインパクトがあるんです。

 

製作者の意気込みとか思いが

作品の細部から伝わります。

 

内容も当時中学生の自分には

とても刺激的な内容で

今では放送できないような

シーンが満載です。

 

ふたりの掛け合いも

おそらく

アドリブが結構あって

なんとも緊張感のあるドラマに

仕上がっています。

 

衝撃の最終回がこの物語の

クライマックスになります。

 

東京に大地震が来ます。

綾部探偵事務所にも

警察の手が入りますが

間一髪

綾部社長は脱出します。

辰巳さんも

修も

享も

京子ちゃんも

バラバラで逃げます。

 

そして社長が修だけ

連れて行くという連絡があり

出かけようとしたとき

風邪ひいた享がやってきます。

 

海外逃亡を諦め、薬を買って

戻ってくると

既に彼は死んでいました。

 

その後解体業者が出て行ってくれと

ペントハウスにやってきます。

 

「出ていけとよー」とつぶやいた修は

失意のうちに

死体を夢の島に運んだ

修は

空のリヤカーを引っ張って走ってきます。

そこでストップモーション

BGMにデイブ平尾の「ひとり」が流れています。

衝撃のラストは

若者たちの負けで終わりを告げるのです。

 

 

これは松田優作さんも見ていて

こんなドラマが作りたいといって

真似て4〜5年後に作ったんが

探偵物語」らしいです。

 

これは随所に

オマージュ的要素もはらんではいますが

なかなかテンションの高い

面白い作品群になっています。

でも

傷だらけの天使がなければ

生まれていないわけです。

 

オリジナルの良さに脱帽です。